こんにちは、トラたびです!
シンガポール転職を調べ始めても、情報が多すぎて「結局、何から始めればいいの?」とお悩みではないでしょうか?
そんなシンガポール転職の初心者に向けて、【シンガポール転職の始め方 完全ガイド】を作成しました!
この記事では、転職準備の始め方から内定後の渡航準備まで、必要な情報をステップごとにわかりやすく解説します。

・シンガポールで働きたいけど、何から始めるべきか分からない
・ビザ取得のリアルな難易度や、生活費について知りたい
・シンガポール転職の具体的な手順を知りたい
今回の記事には、シンガポール転職を実現するために必要な情報を、すべて詰め込んでいます。
紹介している手順どおりに進めるだけで、転職活動の始め方から成功のコツまで、シンガポール転職に必要な流れをまるごと把握できるようになります!
まずはここから!シンガポールという国の基本情報
国の概要:東南アジアのビジネスハブと呼ばれる理由
シンガポールは、淡路島ほどの小さな国ですが、その影響力は絶大です。
政治・経済が非常に安定しており、世界中から多くのグローバル企業がアジア太平洋(APAC)の統括拠点を置いています。
金融、IT、製造業(特にハイテク分野)などが経済を牽引しており、常に世界最先端のビジネスが集まる、
まさに「東南アジアのハブ」となっています。



他の東南アジア諸国と比べて、将来の見通しが立てやすいのは大きなメリットですよ
言語・通貨・気候:働く上での基本環境
- 言語:公用語は英語、中国語、マレー語、タミル語の4つ。
ビジネスや行政の共通語は英語なので、英語ができれば問題なく生活・仕事ができます。 - 通貨:シンガポールドル(SGD)。1SGD = 約110円(2025年9月時点のレートで計算)
- 気候:一年中、高温多湿な常夏です。日本の夏がずっと続くイメージです。
- 時差:日本と1時間しかないので、日本の家族や取引先とも連絡が取りやすいです。
税制と生活コスト:知っておきたいお金の知識
シンガポールの大きな魅力の一つが税金の安さです。
所得税の最高税率は24%で、日本(住民税と合わせて約55%)と比べるとかなり低いのが特徴。
さらに、キャピタルゲイン税や相続税、贈与税は非課税です。
ただし、その分生活費、特に家賃は非常に高いので要注意!
税金で得した分が家賃で消えてしまう…なんてことも。
転職を考える際は、給与額面だけでなく、手元にいくら残るのかをしっかりシミュレーションすることが大切です。
なぜ“いま”シンガポールで働くのか?キャリアと人生の5つの魅力
魅力①:グローバルキャリアのハブとしての成長機会
多くのグローバル企業が地域統括拠点を置いているため、アジア全体を視野に入れたダイナミックな仕事に挑戦できます。様々な国籍のメンバーと働くことで、日本では得られない視点やスキルが身につくでしょう。
魅力②:英語を公用語とする多国籍な労働環境
職場はまさに人種のるつぼ。共通語が英語なので、世界中から集まった優秀な同僚と日々コミュニケーションを取ることになります。実践的なビジネス英語が身につくだけでなく、多様な文化を理解する力も養われます。
魅力③:成果が反映されやすい高い給与水準
シンガポールは年功序列ではなく、実力主義・成果主義の文化が根付いています。年齢や勤続年数に関わらず、スキルと実績が正当に評価され、給与に反映されやすい環境です。より良い条件を求めて転職を繰り返すことも一般的です。



魅力④:世界トップクラスの治安と生活の質の高さ
シンガポールは世界で最も安全な国の一つとして知られています。
犯罪率が非常に低く、街は清潔でインフラも整備されているため、女性一人でも、また家族連れでも安心して暮らすことができます。
魅力⑤:東南アジアを遊び尽くせる最高のロケーション
チャンギ国際空港はアジアを代表するハブ空港。
LCCも多数就航しており、週末や連休を使ってタイやマレーシア、ベトナムなど、近隣諸国へ気軽に旅行できるのも大きな魅力です。


【現実チェック】転職活動を始める前に知るべき“3つの壁”
輝かしい魅力の裏には、厳しい現実も存在します。挑戦を決める前に、必ずこの3つの壁を理解しておきましょう。
壁①:就労ビザ|年々厳しくなるEP・S Passの取得条件
外国人向けの就労ビザ(エンプロイメント・パス、通称EP)の取得は、年々ハードルが上がっています。
特に2023年から導入された「COMPASS」というポイント制度が重要です。
これは、個人の給与や学歴だけでなく、雇用主企業の国籍多様性やローカル雇用の貢献度なども評価される仕組み。
「自分は優秀だから大丈夫」というわけではなく、「どの会社に応募するか」がビザ取得の鍵を握ります。


壁②:生活費|特に高騰する家賃とリアルな物価事情
シンガポールは、世界で最も生活費が高い都市ランキングの常連です。
特に家賃の高騰は深刻で、給与の多くが家賃に消えることも珍しくありません。
- ワンルーム(個人契約):月2,500~4,500 SGD(約27.5万~49.5万円)
- 家族向け3LDK:月5,000~8,000 SGD(約55万~88万円)
食費はホーカーセンター(屋台村)を利用すれば安く抑えられますが、レストランでの外食やお酒は日本よりかなり高額です。





壁③:採用競争|ローカル・外国人材との熾烈なポジション争い
シンガポール政府は自国民の雇用を優先する方針(シンガポール人コア政策)を掲げています。
企業は外国人を採用する前に、国内で適切な人材が見つからなかったことを証明する必要があります。
さらに、アジアのハブであるシンガポールには、世界中から優秀な人材が集まってきます。
魅力的なポジションを巡っては、シンガポール人、そして世界中のエリートたちと競い合うことになります。


あなたはどちらで戦う?シンガポール転職市場の全体像と2大ルート
求められる職種とスキル(市場の“見取り図”)
シンガポールの転職市場では、特に以下の分野で高い需要があります。
- デジタル・IT:ソフトウェアエンジニア、データサイエンティスト、AIスペシャリストなど
- 金融・フィンテック:資産運用、プライベートバンキング、コンプライアンスなど
- エンジニアリング:半導体、バイオメディカルなど高付加価値分野
- グリーンエコノミー関連:サステナブル技術、カーボン取引など
また、政府が指定する「人材不足職種リスト(SOL)」に載っている職種は、ビザ(COMPASS)でボーナスポイントがもらえるため、転職の「優先レーン」と言えるでしょう。
「現地採用」と「駐在」の違いを徹底比較
シンガポールで働くには、大きく分けて「現地採用」と「駐在」の2つのルートがあります。
| 項目 | 現地採用 | 駐在 |
|---|---|---|
| 雇用主 | 現地の法人 | 日本の法人 |
| 給与・待遇 | 現地水準。福利厚生は会社による | 日本水準+手当。家賃補助など手厚い |
| 契約期間 | 定めなし(無期雇用) | 2年〜5年程度が一般的 |
| 仕事内容 | 現地の即戦力として採用 | 本社からの派遣。マネジメント層が多い |
| なりやすさ | ポジションが多く、チャンスは広い | そもそも求人が少なく、狭き門 |


シンガポール転職 成功へのロードマップ【5つのステップ】
転職活動の開始から内定、渡航まで、全体の流れを5つのステップで解説します。
Step 1:自己分析と戦略立案
- 「なぜシンガポールなのか?」という動機を深掘りする
- キャリアの目標、譲れない条件を明確にする
- 自分のスキルと経験を棚卸しし、「勝ち筋」のルートを決める
Step 2:情報収集と必須ツールの準備
- LinkedInのプロフィールを英語で完璧に作り込む(最重要!)
- 転職エージェントに複数登録し、キャリア相談や非公開求人の紹介を受ける
- 現地の求人サイトで市場の動向や給与水準をリサーチする


Step 3:応募書類の作成と“価値”の証明
- 英文履歴書(CV)と日本語の職務経歴書を準備する
- 特に英文CVは、日本の履歴書とは全くの別物。具体的な数値を用いて、自分の実績(Achievement)を簡潔にアピールすることが重要です。


Step 4:面接対策とオファー交渉
- 面接は通常2〜3回、スピーディーに進みます。
- 「なぜシンガポール?」「なぜこの会社?」「あなたの価値は?」といった質問に、自信を持って答えられるよう準備しましょう。
- 内定(オファー)が出たら、給与や福利厚生などの条件をしっかり確認し、必要であれば交渉します。
Step 5:内定後の渡航準備
- 内定を受諾したら、企業がビザ(EP)を申請します。
- ビザの仮承認(IPA)が下りてから、現在の会社に退職を申し出るのが鉄則です。
- IPAを受け取ったら、航空券の手配や住居探しなど、本格的な移住準備をスタートします。


元エージェントが語る、シンガポール転職でよくある失敗パターンと対策
失敗①:ビザの難易度を甘く見て、準備不足で落ちる
- 対策:応募先の企業が外国人採用に慣れているか、COMPASSのスコアは高そうか、という視点を持つことが重要です。面接で「チームの国籍構成」などを質問してみるのも一つの手です。
失敗②:年収交渉に失敗し、生活費で苦しむ
- 対策:提示された給与額で、税金や家賃を引いた後にいくら手元に残るのか、必ず詳細なシミュレーションを行いましょう。自分の希望給与額とその根拠をしっかり持ち、強気に交渉に臨む姿勢も大切です。
失敗③:情報収集が偏り、ミスマッチな企業に応募してしまう
- 対策:転職エージェントやLinkedIn、企業の口コミサイトなど、複数の情報源を活用しましょう。特に日系企業を狙う場合は、現地採用のキャリアパスや「見えない天井」の有無について、実態をよく調べることが重要です。
失敗④:「Why You?」を語れず、面接で評価されない
- 対策:「なぜシンガポールは、現地の人材ではなく、あなたを雇う必要があるのか?」この問いに明確に答えることが、外国籍人材の転職活動の核となります。自分のスキルや経験が、その企業にとってどう貢献できるのか、具体的なストーリーとして語れるように準備しましょう。


シンガポール転職に関するよくある質問(FAQ)
Q. 英語力はどのくらい必要ですか?
A. ほとんどの専門職でビジネスレベルの英語力が必須です。会議で議論したり、同僚とスムーズにコミュニケーションが取れたりするレベルが求められます。英語力不足は、転職失敗の最大の原因の一つです。
Q. 30代・40代でも転職は可能ですか?
A. 可能です。 シンガポールは年齢よりもスキルや実績を重視する社会です。市場で求められる専門性やマネジメント経験があれば、年齢はハンデになりません。むしろ、豊富な経験を持つミドル層は即戦力として高く評価されます。
Q. 内定までにかかる期間はどのくらいですか?
A. 活動開始から内定まで、平均して3ヶ月〜6ヶ月が目安です。選考プロセス自体はスピーディーですが、準備期間やビザの申請期間も考慮しておく必要があります。
Q. おすすめの転職エージェントはどこですか?
A. 特定の1社というよりは、複数のエージェントに登録することを強くおすすめします。日系に強いエージェント、外資系に強いエージェント、特定の業界に特化したエージェントなど、それぞれ特徴が異なります。複数の視点からアドバイスをもらうことで、より客観的に自分の市場価値を判断できます。
まとめ:覚悟が決まったら、次の一歩を踏み出そう
シンガポール転職を成功させるために、最も大切なこと
ここまで、シンガポール転職の魅力と現実、そして成功へのステップを解説してきました。
最も大切なことは、「覚悟を持って、主体的に行動すること」です。
厳しい現実も受け入れた上で、「それでも挑戦したい」という強い意志。そして、情報を鵜呑みにせず、自らリサーチし、戦略を立て、行動に移す主体性。この2つが、異国の地でキャリアを切り拓くための最強の武器になります。
あなたが今すぐ始めるべきアクションプラン
この記事を読んで、心が決まったあなた。次の一歩はとてもシンプルです。
- LinkedInのプロフィールを英語で更新する(まずは50%でもOK!)
- 転職エージェントに1社、オンラインで登録してみる
まずはこのどちらかから始めてみてください。小さな行動が、あなたの未来を大きく動かすきっかけになります。



