シンガポール生活費の全貌|単身・夫婦・家族のリアルな月収50万円シミュレーション【2025年最新版】

こんにちは!元シンガポール人材紹介エージェントのトラたびです。
これまで何百人という方の転職と移住のリアルな懐事情をみてきました。

「シンガポールって給料は高いけど、物価もめちゃくちゃ高いって聞くけど…実際のところどうなの?」
「月収50万円くらいあれば、シンガポールで不自由なく暮らせるのかな?」

シンガポールへの転職や移住を考え始めたとき、誰もが真っ先にぶつかるのが、この「生活費」の壁ですよね。

先に結論からお伝えしますね。

月収50万円(約S$4,500)という収入は、単身者であれば工夫次第で貯金も十分に可能。
ですが、夫婦や子供連れの家族にとっては、共働きや計画的な支出管理が必須になります。

この記事では、単なる物価の紹介だけでなく、
あなたのライフスタイルに合わせてリアルな生活をイメージできるよう、以下の点を徹底的に掘り下げていきます!

  • 【生活スタイル別】単身・夫婦・家族の3パターンで詳細な生活費シミュレーション
  • 【最重要項目】生活費の8割を決めると言っても過言ではない「家賃」のリアルな相場
  • 【元エージェント直伝】シンガポールで賢く貯金するための具体的な節約術

この記事を読み終わる頃には、シンガポール生活費への漠然とした不安がクリアになり、「自分ならこんな暮らしができそう!」という具体的なイメージが湧いているはずです。ぜひ最後までお付き合いください!

目次

まずは結論:月収50万円(約S$4,500)でシンガポールは暮らせる?

【生活スタイル別】結論の早見表

まずは、あなたの状況に近いものからチェックしてみてください。

生活スタイル結論重要なポイント
単身者余裕ありカギは「家賃」を予算の30〜40%に抑えること。ルームシェアなら、しっかり貯金もできます。
夫婦(共働き)余裕あり世帯収入次第で、コンドミニアムでの快適な暮らしと趣味や旅行も楽しめます。
夫婦(片働き)/ 家族工夫が必須家賃と教育費が大きな負担に。HDB住まいを前提に、計画的な支出管理が求められます。
単身者であれば、ルームシェアという選択肢も!
シンガポールはとにかく家賃が高いので、転職を検討する前に家賃相場感や生活コストの確認は必須です。
また、家賃だけでなく教育費も日本よりもはるかに高額なので注意です。

生活費を考える大前提:手取り(可処分所得)を把握しよう

シミュレーションの前に、月収50万円が手取りでいくらになるかを確認しましょう。

シンガポールの大きな魅力は、所得税率が低いこと。日本の住民税のようなものもありません。さらに、外国人(非永住権者)はCPF(中央積立基金)という年金のような積立制度への加入義務がありません。

そのため、月収50万円(約S$4,500)の場合、所得税を考慮しても手取りは約S$4,100〜S$4,200ほどになります。日本よりも手取り額が多くなるのが嬉しいポイントですね!

※所得税は年間の総所得に対してかかるため、月々の手取り額はあくまで概算です。
※為替レートは1SGD=110円で計算しています。(2025年9月時点)

【最重要】生活費の8割はここで決まる「家賃」のリアル

シンガポールの生活費を語る上で、避けては通れないのが「家賃」です。
正直、めちゃくちゃ高いです!支出の半分近くを家賃が占めることも珍しくありません。

住居タイプ別・間取り別の家賃相場(2025年5月時点)

住居は大きく分けて、HDB(公団住宅)コンドミニアム(プールやジム付きの民間マンション)の2種類。
家賃を抑えたいならHDB、快適性を求めるならコンドミニアムが基本です。

住居タイプ間取り家賃相場(月額)こんな人におすすめ
HDBルームシェア(コモンルーム)S$800 – S$1,200単身者(とにかく家賃を抑えたい)
ユニット全体(3LDKなど)S$3,000 – S$4,500家族連れ、夫婦
コンドミニアムルームシェア(コモンルーム)S$1,200 – S$1,800単身者(プライバシーと快適性を両立)
スタジオ/1ベッドルームS$3,500 – S$5,000単身者、カップル(プライバシー重視)
2ベッドルーム以上S$4,500以上夫婦、家族連れ

出典: PropertyGuru Singaporeの情報を基に作成

意外とかかる!住居の初期費用まとめ

契約時には、家賃以外にもまとまったお金が必要です。だいたい家賃の3〜4ヶ月分を用意しておくと安心です。

  • デポジット(敷金):家賃の1〜2ヶ月分
  • 前払い家賃:最初の月の家賃
  • 仲介手数料:家賃の0.5〜1ヶ月分(交渉や物件による)
  • 印紙税:契約書にかかる税金(家賃により変動)

【徹底解剖】家賃以外の生活費内訳(固定費・変動費)

家賃の次に、日々の生活でかかる費用を見ていきましょう。

固定費(月々必ずかかる費用)

  • 水道光熱費:単身者でS$80〜S$150、家族でS$150〜S$250が目安。常夏の国なのでエアコン代が大部分を占めます。
  • 通信費:携帯電話は格安SIM(MVNO)が主流で、月々S$20〜S$50程度。自宅のインターネットも月々S$50前後です。

変動費(ライフスタイルで大きく変わる費用)

  • 食費:節約の要!ホーカー(屋台)なら1食S$5〜S$8、レストランだとS$30以上。自炊を組み合わせるのが賢い選択です。
  • 交通費:MRT(電車)やバスは非常に安く、月々S$100〜S$150もあれば十分。タクシーや配車アプリ(Grab)は日本の初乗りより少し安いくらいです。
  • 交際費・娯楽費:友人との食事や飲み会、趣味などで大きく変わる部分。お酒は税金が高いので要注意!
  • その他:日用品、医療費、ジム代など。
僕の経験上、一番コントロールしやすいのが「食費」です。平日は会社の近くのホーカーでランチ、夜はスーパーで買ったもので自炊。週末だけ友人とレストランで食事、という風にメリハリをつけると、食費を月S$500以下に抑えつつ、食生活の満足度もキープできますよ!

【本題】ライフスタイル別!リアルな生活費シミュレーション

お待たせしました!ここからは、3つの具体的なケースで、月々の収支をシミュレーションしてみましょう。(手取り額はS$4,100で計算)

ケース①:単身者(月収50万円 / 手取りS$4,100)

一番柔軟にライフスタイルを選べるのが単身者です。ここでは「倹約モデル」と「標準モデル」を見てみましょう。

費目倹約モデル(HDBルームシェア)標準モデル(コンドルームシェア)
家賃S$1,000S$1,500
食費S$450S$600
水道光熱費・通信費S$130S$150
交通費S$100S$150
交際費・娯楽費S$200S$400
その他雑費S$100S$150
支出合計S$1,980S$2,950
貯金額S$2,120 (約23.3万円)S$1,150 (約12.6万円)

倹約モデルなら、毎月20万円以上の貯金も夢ではありません!標準モデルでも、しっかり貯金しながらシンガポールライフを楽しめそうですね。

ケース②:夫婦(共働き / 世帯月収80万円 / 手取り約S$7,000)

共働きなら、生活の選択肢は一気に広がります。

費目金額
家賃(郊外コンド2BR)S$4,500
食費S$1,000
水道光熱費・通信費S$300
交通費S$250
交際費・娯楽費S$600
その他雑費S$300
支出合計S$6,950
貯金額S$50 (ほぼ収支トントン) ※ただし、これはあくまで一例。家賃の安いHDBを選べば貯金額は大きく増えます。

ケース③:家族(片働き・子供1人 / 世帯月収60万円 / 手取り約S$5,200)

このケースが最も計画的な家計管理を求められます。特に「教育費」が大きなポイントになります。

費目金額
家賃(HDBユニット)S$3,500
食費S$800
水道光熱費・通信費S$250
交通費S$200
教育費(ローカル保育園)S$500
交際費・娯楽費S$300
その他雑費S$300
支出合計S$5,850
収支-S$650 (赤字)

ご覧の通り、片働きで子供がいると、月収60万円でもかなり厳しいのが現実です。もしインターナショナルスクール(月S$2,000以上)に通わせるとなると、さらなる収入アップや共働きが必須となります。

元エージェントが教える!シンガポールで「貯金」を作るための節約術10選

シミュレーション結果を見て、「やっぱり厳しいかも…」と思った方もご安心ください!在住者が実践している、効果絶大の節約術をご紹介します。

  1. 住居費:とにかくHDB!中心地からMRTで20〜30分離れるだけで家賃は格段に下がります。
  2. 食費:「平日はホーカー&自炊、週末は外食」のメリハリをつけましょう。
  3. 通信費:大手キャリアではなく格安SIM(Circles.Life, MyRepublicなど)を選びましょう。
  4. 交通費:MRTやバスを使いこなす。タクシーは「本当に疲れている時だけ」などマイルールを作るのがおすすめ。
  5. 買い物:高級スーパーではなく、FairPriceやSheng Siongなどのローカルスーパーを活用しましょう。
  6. 娯楽費:バーで飲むと高いビールも、スーパーで買えば半額以下。友人宅での「宅飲み」が定番です。
  7. 家具・家電:Facebookの「Singapore Second Hand Sale」などのグループで探せば、質の良い中古品が格安で手に入ります。
  8. ポイント活用:Grabのポイントやクレジットカードのキャッシュバックを侮ってはいけません。
  9. 医療費:会社の医療保険のカバー範囲を事前にしっかり確認しておきましょう。
  10. 税金:日本を出国する際は、役所で「海外転出届」を必ず提出!これにより日本の住民税の支払いが免除されます。

まとめ:生活費への不安を解消し、計画的にシンガポール移住を実現しよう!

最後に、この記事の要点をまとめます。

  • シンガポールの生活費は「家賃」と「ライフスタイル」で決まる。
  • 月収50万円でも、単身者なら工夫次第で豊かな生活と貯金が可能
  • 家族連れの場合は、共働きや計画的な支出管理が成功のカギ
  • ホーカーや公共交通機関、ローカルスーパーなど、現地の文化をうまく活用することが最大の節約術になる。

生活費のリアルを知ることは、海外移住成功への大きな一歩です。漠然とした不安が、「これならやっていけそう!」という自信に変わったのではないでしょうか。

具体的な収支がイメージできたら、次はいよいよ本格的な転職活動のステップです。あなたの市場価値を知り、より良い条件の求人を探していきましょう!


出典

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