【必須】シンガポール移住の海外旅行保険、元エージェントが教える失敗しない選び方|クレカ付帯は危険?

こんにちは!元シンガポール人材紹介エージェントのトラたびです。
シンガポールでの内定、本当におめでとうございます!

ビザの準備や住居探しと、期待に胸を膨らませながらも慌ただしい日々をお過ごしのことでしょう。

「やることが多すぎて、保険のことまで手が回らない…」
「少しでも費用を抑えたいし、クレジットカード付帯の保険でなんとかならないかな?」

もし、あなたが今そう考えているなら、少しだけ時間をください。その考えが、あなたの輝かしいシンガポール生活のスタートを台無しにしてしまう、最も危険な落とし穴かもしれないからです。
これまで数百人もの方のシンガポール移住をサポートしてきましたが、「保険で失敗した…」という声を本当に多く聞いてきました。

この記事では、「現地採用者」というあなたの立場に特化して、海外旅行保険の絶対的な必要性と、後悔しないための選び方を徹底的に解説します。

単なる保険商品の紹介ではありません。シンガポールのリアルな医療事情や、移住者特有の「保険の空白期間」という落とし穴を正しく理解し、あなた自身が最適な保険を選び抜く力を身につけることがゴールです。

目次

【結論】現地採用者は「最低3ヶ月」の海外旅行保険加入が必須!

結論から申し上げます。シンガポールで現地採用として働くことが決まったあなたは、渡航から最低3ヶ月間をカバーする海外旅行保険に「必ず」加入してください。

なぜなら、シンガポール到着後すぐには会社の医療保険が使えず、「無保険」の状態になってしまう期間が存在するからです。この期間に万が一、高額な医療費が発生すると、すべて自己負担になってしまいます。

実際、シンガポールの医療費は、日本の3〜5倍とも言われるほど高額です。

  • 風邪の診察:S$100〜 (約11,000円〜)
  • 虫垂炎(盲腸)での入院・手術:S$20,000〜 (約220万円〜)
  • デング熱での入院(5日間):S$10,000〜 (約110万円〜)

※出典: Raffles Japanese Clinic, Mount Elizabeth Hospital の情報を参考に作成

軽い風邪でも1万円以上。もし、盲腸やデング熱のような急な病気やケガで入院・手術となれば、数百万円が一瞬で消えてしまう可能性があるのです。

「自分は健康だから大丈夫」と思っていても、環境の変化で体調を崩す方は本当に多いんです。私もシンガポールへの渡航初日に40度の高熱が出ました。。

こうした予期せぬ事態に備え、安心して新生活をスタートさせるために、最低3ヶ月の海外旅行保険は、移住準備における「必要経費」だと考えてください。

知らないと怖い「保険の空白期間」の正体

「でも、会社で医療保険に入ってくれるはずでは?」と思いますよね。もちろん、ほとんどの企業で医療保険は福利厚生として提供されます。

しかし、注意したいのが保険が有効になるタイミングです。

多くの企業では、就労ビザ(EPやSPass)の本カードが発行されてから、ようやく医療保険の加入手続きが始まります。このプロセスには、シンガポール到着から1ヶ月〜2ヶ月ほどかかるのが一般的です。

この、シンガポールに到着してから会社の保険が有効になるまでの期間こそが、最も危険な「保険の空白期間」なのです。

クレジットカード付帯保険の落とし穴

「それなら、クレジットカード付帯の保険で十分じゃない?」と考える方も多いでしょう。しかし、これも危険な選択です。

長期滞在を目的とする場合、クレジットカード付帯保険には3つの大きな落とし穴があります。

  1. 補償期間が短い(90日が上限)
    多くのカードは補償期間を「日本出国から90日間」としていますが、これはあくまで「1回の旅行」に対するものです。移住を目的とした長期滞在では、適用外と判断されるリスクがあります。
  2. 治療費の上限額が低い
    最も重要な「治療・救援費用」の上限が200〜300万円程度と、シンガポールの医療水準では全く不十分です。先ほどの虫垂炎の例を思い出してください。
  3. キャッシュレス診療が使えないことが多い
    現地の病院で一度全額を自己負担し、後日保険会社に請求する「キャッシュバック方式」がほとんど。いざという時に数百万円を立て替えるのは、現実的ではありません。
クレジットカード付帯保険は、あくまで数日間の「旅行」のためのお守りのようなもの。これからシンガポールで生活し、働くあなたのためのセーフティーネットにはなり得ません。

【3STEPで簡単】シンガポール長期滞在向け・保険の選び方

では、具体的にどんな保険を選べば良いのでしょうか?
難しく考える必要はありません。以下の3ステップで、あなたにピッタリの保険が必ず見つかります。

STEP1:保険期間は「3ヶ月」で申し込む

結論は「3ヶ月」プランが最もおすすめです。

先述の通り、会社の保険が有効になるまで1〜2ヶ月かかります。予期せぬ手続きの遅延なども考慮し、余裕を持って3ヶ月間カバーしておけば、まず安心です。

もし、入社する会社に保険の開始日を事前に確認できるなら、その日までの期間で申し込むのが最もスマートです。

STEP2:補償内容は「治療・救援費用」を最優先!

海外旅行保険には様々な補償項目がありますが、絶対に妥協してはいけないのが以下の3つです。

  • 【最重要】治療・救援費用 → 必ず「無制限」を選択!
    シンガポールでの高額な医療費に備えるための最重要項目です。ここをケチってはいけません。万が一の際に「保険金が足りない…」という最悪の事態を避けるため、必ず「無制限」のプランを選びましょう。
  • 【必須】携行品損害 → PCやスマホが対象かチェック
    PCやスマートフォンは今や仕事道具。盗難や破損に備え、これらが補償対象になっているか、補償上限額はいくらかを確認しましょう。
  • 【推奨】歯科治療 → 入っておくと安心
    海外旅行保険では対象外なことが多いですが、オプションで付けられるなら検討の価値アリです。シンガポールの歯科治療は非常に高額(虫歯治療1本でS$300〜など)なので、渡航前に完治させておくのが大前提ですが、急な歯のトラブルに備えておくと安心です。

STEP3:保険会社は「キャッシュレス診療」対応で選ぶ

最後に保険会社選びです。ポイントは保険料の安さだけでなく、サービスの質です。

必ず「キャッシュレス・メディカル・サービス」に対応している保険会社を選びましょう。

これは、提携している病院に行けば、保険証を見せるだけで自己負担なく(キャッシュレスで)診察を受けられるサービスです。シンガポールには、日本語が通じる「ラッフルズ・ジャパニーズ・クリニック」や「ジャパン・グリーン・クリニック」など、多くの日系クリニックがあり、これらのクリニックと提携している保険会社を選ぶのがベストです。

※出典: ラッフルズジャパニーズクリニック, ジャパングリーンクリニック

シンガポール長期滞在におすすめの保険会社

上記3つのステップを満たす、代表的な保険会社を2社ご紹介します。

保険会社特徴保険料目安(3ヶ月)
損保ジャパン「新・海外旅行保険 off!」大手ならではの安心感。治療費無制限プランがあり、キャッシュレス提携病院も豊富。オンラインで手軽に申し込める。約40,000円〜
ジェイアイ傷害火災「t@bihoたびほ」保険料が比較的リーズナブル。カスタマイズ性が高く、不要な補償を外して保険料を抑えることも可能。24時間日本語サポートも充実。約35,000円〜

※保険料は年齢や補償内容によって変動します。必ず公式サイトで見積もりを取得してください。

まとめ:保険は未来の自分への「投資」です

最後に、この記事の要点をまとめます。

  • シンガポール現地採用者は、最低3ヶ月の海外旅行保険が必須!
  • 会社の保険が有効になるまでの「保険の空白期間」を埋めるため。
  • クレジットカード付帯保険は補償額・期間ともに不十分
  • 選ぶポイントは「期間3ヶ月」「治療費無制限」「キャッシュレス対応」の3つ。

慣れない海外生活、何が起こるかわかりません。
保険は、万が一の時の”お守り”であると同時に、あなたが安心して新しい挑戦に集中するための”賢い投資”です。

渡航準備で忙しいとは思いますが、出発前の数十分、未来の自分のために時間を使ってみてください。まずは公式サイトで簡単に見積もりを取るところから始めてみましょう!

あなたのシンガポール生活が、健康で、素晴らしいものになることを心から応援しています!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次